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【前編】Pythonを使って仮想通貨を自動売買したい

初めに

最近、仮想通貨がやや勢いを取り戻しつつあると感じます。

しかしまだまだ投資ではなく投機の域を超えていないです。

なかなか長期的に保有するのは怖いですよね。かといってデイトレードなんてするには時間がない……

そうだ、自動売買をしようじゃないかということで、自動売買ツールを作ってみたいと思います。

ちなみに本記事を元に作成したツール等によって生じた損益については一切の責任を負いませんので、そちらをご理解・ご了承いただいた上で参考にしてください。

本記事の環境

  • MacOS: Big Sur
  • Python: 3.7.2

jupyter notebookを使用するので、そこまで関係ないかも

anaconda(Python)とJupyter notebookを用意する

anacondaのインストール

以下のURLにアクセスし、anacondaのインストーラーをダウンロードします。

https://www.anaconda.com/products/individual

ダウンロードができたらインストーラーを起動し、基本的に続けるを押してインストールを完了させま

jupyter notebookの起動

command + spaceキーを押して、Spotlight searchで”terminal”と検索し、terminal.appを起動させます。

起動させたターミナル上で

> jupyter notebook

と入力し、enterを押します。

するとブラウザが起動して、jupyter notebookが開きます。

適当なフォルダ(ここではDesktopのbitflyerフォルダ)を開いて、右上のnewからpython3を選択します。

こんな画面が表示されます。

これからInと書かれたボックスにコードを記述していきます。

板情報やtickerを表示させる

pybitflyerインストール

“!pip install pybitflyer”と入力して、Shift + enterを押します

Successfully installed pybitflyer-0.1.9と表示されれば成功です。

板情報やtickerを表示させる

import pybitflyer

api = pybitflyer.API()
ticker = api.ticker()
print(ticker)

と記述すると、tickerを取得し、表示させることができます。

ちなみにtickerのデフォルト値は’BTC_JPY’です。

以下のように指定すると別の通貨も表示できます。

ticker = api.ticker(product_code=”XRP_JPY”)

次のような通貨のデータを取得することができます。

  • “BTC_JPY”
  • “XRP_JPY”
  • “ETH_JPY”
  • “XLM_JPY”
  • “MONA_JPY”
  • “ETH_BTC”
  • “BCH_BTC”
  • “FX_BTC_JPY”

板情報は以下のようにして取得します

market = api.board()
print(market)

次回予告

今回はここまでにしておきたいと思います。

次回はtickerからグラフを表示させます。

その次に実際にAPIのkeyを取得し、取引を行います。