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投資信託から始めよう!

投資信託から始めよう

FIREを達成するために投資の必要性と、複利の力、投資とは何ぞやといったところを理解されたあなた。

いざ始めようとは思うが、具体的に何に投資していけばいいのかが分からないという人が大半でしょう。

ご安心ください。結論から申し上げますが、まずは投資信託から始めてみることをオススメします。

投資信託って?と思われた方、次章以降で詳しく説明します。

昔と比べ現在はかなり投資を行う環境というものは整備されております。投資の鉄則は、長期・分散・積立と言われるように、始めるのであれば1日でも早く始めるほうが長期で見れば良い結果になりやすいです。

基本的な用語やその概要についてはここでしっかりと学んでおきましょう。

投資信託って?

早速、投資信託とは?というところをご説明していきます。

ずばり、「あらゆる金融商品を組み合わせた詰め合わせパック」の事です。

具体的には、全世界の株式4000銘柄を集めたパック、日本の株225銘柄に限定したパック、近年成長著しいIT銘柄だけを集めたパック、あらゆる不動産を集めたパックなど、SBI証券で取り扱いがあるものだけで2600種類以上存在します。

こういった詰め合わせパックを皆でお金を出し合って買うイメージです。

皆が持ち寄ったお金は一つの大きな財布に収納されプロが管理します。

市場情情勢や企業動向などに応じて、あらかじめ決められたルールに従いプロがあなたに代わって運用してくれるというわけですね。

投資信託のメリットは大きく以下5つです。

①分散投資ができる

②少額からでも購入可能

③自動積立ができる

④ボラティリティを最小化できる

⑤リバランスをしてくれる

順に説明していきます。

①分散投資ができる

上述しましたが、投資の鉄則は、長期・分散・積立です。

投資信託はあらゆる金融商品(株式、債券、不動産など)に広く投資しているため分散が効いていると言えます。

例えば、こういう状況を思い浮かべてほしい。あなたが大好きなお菓子を作っているA社の株式に100万円投資をしたとします。あなたの見立て通り、次々に新商品はヒットし成長を期待する投資家も増えました。ところがある日、お菓子の中に異物が混入しているというニュースが報道されました。外部検査官が検査をする中で、原料の賞味期限改ざんが過去10年間に渡って行われていた問題も発覚します。たたみかけるように当社は銀行からの借入返済に苦しみ、資金繰りがパンク寸前というタレコミがネット上で広まります。すると、今後の成長に期待していた先程の投資家たちはたちまち投資資金を引き上げてしまいます。当然、その会社の株価もみるみる下がってしまいあなたの資産額も50万円になってしまいました。

これは極端なワーストケースですが、実際こういったことが起こる可能性はゼロではありませんし、それくらい株価というのは市場の情報にセンシティブに動くものです(その情報が事実かどうかに関わらず)。

このように1社の株式に集中投資してしまうと、高いリターンが得られる可能性がある反面、同程度下落するリスクも潜在しているのです。先程の例のような人為的な事故や不祥事ならまだしも、自然災害リスクなど誰にも予想できませんよね。

「卵を一つのカゴに盛るな」という格言はここからきているんですね。

では、例えば10社の株式に10万円ずつ投資していたとします。

10社のうちの1社である先程のA社の不祥事が発覚し株価が50%下落しました。

ですがあなたのポートフォリオに与える影響はたった5%にとどまります。

もしかすれば他9社の株価が上昇しており、この影響を4%、3%と軽減してくれている可能性だってあります。

このようにあなたのポートフォリオ内が分散されていればいるほど、投資先の1社による影響は小さくなると言えます。

しかしやみくもに世の中にある全ての上場会社に均等に分散投資すれば良いのか、というとそれも間違いです。

より良い分散とは、投資先の国や業種、会社の規模・相関係数などを考慮し、できるだけ重複しないよう適切な投資配分で資産を振り分けることです。

正しい「分散」とは何かについては、別記事で詳しく紹介することにして、ここでは1社への集中投資に潜在するリスクと、分散の重要性について学びました。

②少額からでも購入可能

先程分散の必要性について学びました。

ですが、皆さんがたくさんの種類の株式を買おうと思うと高い壁があることに気付くことでしょう。

それは大きな資金が必要だということです。

例えば、ゲームの任天堂、アパレルのファーストリテイリング(UNIQLO)、国も分散ということで Apple、Amazon、Facebookの計5社に投資しようとするといくら必要でしょうか。

答えは、およそ1,567万円です(2021年6月時点)。

え!!?驚いた人も多いでしょう。

任天堂の株価は67,720円て書いてあるよ、計算間違いだろと思われた方。

日本の株には単元株制度といって最低購入株数が決まっています。

多いのは1単元株=100株です。つまり任天堂の株を買おうとするだけでも、677万円以上資金が必要になるというわけです。

分散投資ポートフォリオを自身で作ろうと思うと、それなりに資金力が必要なことがわかりました。それでは投資初心者は分散投資を実践できないのか。。。

ご安心ください。投資信託であれば1000円から世界中の株に分散投資が可能です。

はじめにご説明した通り、投資信託とは皆でお金を出し合って大きな財布を作り、それをプロに預けるものでしたね。

プロは預かった大金であらゆる株式、不動産などを買ってごちゃまぜにした1つの”ちらし寿司”を作るとイメージしてもらえると以降の理解がしやすいと思います。

そうすれば、あなたがそのちらし寿司をたとえ一口分しか持っていなかったとしても、そこにはちゃんとレンコンやニンジン、しいたけや卵が少量混ざっていますよね。もしかすると1人で買おうと思うと高級で手の出なかったエビなんかも入っているかもしれません。

これを株式に置き換えれば、高額でひとりでは買えなかった銘柄も皆でお金を出しあえば買うことができ、なおかつ手出しシェア応分の株式を所有しているのと同じ経済効果を享受できると言い換えることが出来ます。

これが投資信託を買う事で、少額でも分散投資ができる理屈です。

③自動積立が可能

投資で初心者がやりがちな失敗とはなんでしょうか。

それは日々の資産変動に一喜一憂し、少し益や損が出ると、すぐに売却して投資を長く続けられないという事です。

株式や投資信託は、購入・売却の都度手数料が発生します(商品によりますが)。つまるところ、売買の回数が増えれば増えるほど無駄な手数料を資産額に応じて払うことになります。

また株価の変動において、今が安い、高いといった皆さんの感覚というのはあてにできません。何も皆さんのリテラシーが足らないといった事ではなく、投資のプロである証券マンや銀行マンだって、機関投資家やトレーダーだってこのあと株価がどう動くのかなんて正確に言い当てることはできないのです。                 

こういった問題を解決する為に、感情は無視して機械的に積立する仕組みを作ってしまいましょう。

例えば毎月5万円を月末に投資するといった感じです。

ここで大切なことは毎月積立を手動で行うのではなく、自動積立設定してしまうことです。

そして株価・資産のチェックは1週間に1回ほどにして、ある程度ほったらかしにしてしまいましょう。

投資信託ではこうした毎月自動積立が可能です。さらに楽天証券で自動積立設定し、代わり金の決済を楽天カードに設定しておく事で、毎月5万円までの投資額のうち1%分のSPUが

手に入ります。つまり、投資している(お金を貯めている)だけで毎月最大500円分のポイントが手に入るのです。

こうして定期的に定額を長期で積み立てることで、リスクを極小化し資産を拡大させることが可能です。これを「ドルコスト平均法」と呼びます。株価が高い時も、低い時もコンスタントに買い続けることで長い目で見れば持ち値は平均に収斂されていくというものです。つまり、高値掴みをする可能性を低くすることができるのです。

④ボラティリティを最小化できる

ボラティリティとは株価の変動のこと、振れ幅を意味します。基本的にリスクとリターンは表裏一体だと憶えておきましょう。リターンが年間10%の投資先があるとすれば、一方で10%下落するリスクもあるということです。

②分散の必要性でも学んだように、ポートフォリオ内をより適切に分散させておく事でボラティリティを抑えることが可能です。複数の銘柄を保有しておけば、単一銘柄の株価下落によるあなたのポートフォリオへの影響を低くすることができるといったものでしたね。

ここで紹介しているような、コツコツ毎月決まった額で投資信託を買っていくような投資手法は一見地味でしょう。1ヶ月で資産が数倍になった!というようなものではありません。周りを見れば仮想通貨で資産が2倍になったー!とか、ある株の取引で1日で数十万円儲かったー!といった派手な声も気になるでしょう。

ですが、皆さんにはそういった短期でのハイリスクハイリターンな投資で運悪く損を出し、投資に嫌悪感や拒絶意識を持って頂きたくない為、はじめはこういった地味でも長期で可能性高くリターンを狙いに行ける投資から始めることをオススメしております。

⑤リバランスをしてくれる

リバランスとは、ポートフォリオ内の銘柄を適時適切に組み替える作業を言います。

日々市場のニーズというものは移り変わっており、それに応じてそのブームに乗れる会社、競争に敗れる会社という優勝劣敗が繰り広げられています。現在業績好調な会社が、5年後、10年後も同じように好調かというとそうは言い切れませんよね。

上記で「ある程度ほったらかしで」とは言いましたが、自身で複数の株式を買って分散されたポートフォリオを組んでいる方は、定期的に銘柄の見直しをする必要があります。

企業の決算が発表されれば、その都度財務分析を行い、継続してその銘柄を保有するのか売却するのか、それとも買い増しするのかといった具合に。。。

そんな事いちいちやってる時間はないし、財務分析の知識もないしという方に投資信託はオススメです。

投資信託ではファンドマネージャーと呼ばれるプロが、上記のような分析をあなたの代わりに行い、定期的に銘柄を組み替えてくれるのです。つまり、あなたは投資信託を買って「ほったらかし」にしていてもOKということです。

ファンドマネージャーはこういった銘柄組替え作業などを行う代わりに、信託報酬として少しだけ皆さんから集めた資金の中から手数料を頂くといった仕組みになっています。

おわりに

ここまで投資信託には様々な長所があることを説明してきました。

ですが、注意をしておきたい点もあります。

それは、最後に少しだけ気になるように説明した、信託報酬という名の手数料です。

これは投資信託の商品ごとに異なっており、一概には言えませんが0.5%/年未満のものを選ぶことをオススメします。1.0%〜1.5%くらいが平均的だという感覚ですが、中には2%超といったものも存在しますので、商品選びの際は要チェックです。

また、手数料の種類の中には購入の際にかかる販売手数料(購入時手数料)というものもあります。

近年ではノーロードと呼ばれるような購入時の手数料は0円なものも増えてきましたが、いまだに証券会社や銀行の窓口にいってオススメされるのはこの販売手数料が3%程度の商品が多いです。これは一方で仕方のない部分もあり、この販売手数料が彼らの収益となるわけですから、窓口の担当者がいかに親切かは関係なくこういった商品を提案してきます。

年間リターンは数%という世界で資産形成をしている中で、毎年手数料だけで2%も抜かれていてはいけません。またこの手数料は、利益が出ていようが損失が出ていようが関係なく掛かってくるものであることを憶えておきましょう。そう考えれば、手数料はいかに低いものがいいかがよく分かりますね。

こうしたぼったくり商品をうっかり買ってしまわない為に、私たちはあなたに最適で良質な商品をご案内するサービスを展開しています。

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勇気を持って、一緒に投資デビューしてみましょう!!